チネチッタで会いましょう
配給作品非劇場扱い作品
11月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショー
時代の変化についていけずに痛い目にあった映画監督が失意の後に大切なことに気づくヒューマンコメディ。
イタリアの映画監督ジョヴァンニは、チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控えている。プロデューサーの妻が40年、いつも傍にいて映画を制作してきた。頭の中は新しい映画のアイディアでいっぱいだ。だが、順調だと思っていたのはジョヴァンニだけだった!女優はカサヴェテスを持ち出し演出に口出し、あろうことか政治映画をラブストーリーだと言い出す始末。若い俳優のトンチンカンな発言にはあきれ言葉を失う。娘が紹介してくれたボーイフレンドは自分ほどの年齢の男性だという。あらゆることに腹がたち戸惑うばかりだ。誰にも理解されず、一人帰宅し目覚めると妻に別れを告げられてしまう。さらに共同プロデューサーは詐欺師とわかり、資金が枯渇し撮影は止まってしまう。地位も築き尊敬されていたはずなのに。妻も娘も愛しているのに。果たして映画は完成するのか?そして、愛するものたちとの関係を修復することはできるのか?
監督:ナンニ・モレッティ『ローマ法王の休日』
脚本:フランチェスカ・マルチャーノ ナンニ・モレッティ フェデリカ・ポントレモーリ・ヴァリア・サンテッラ
出演:ナンニ・モレッティ マルゲリータ・ブイ シルヴィオ・オルランド
バルボラ・ボブローヴァ マチュー・アマルリック
音楽:フランコ・ピエルサンティ 撮影:ミケーレ・ダッタナージオ
2023 | イタリア・フランス| イタリア語| カラー | 96分| ヴィスタサイズ
配給:チャイルド・フィルム